東京インターナショナルオーディオショウ2017の最終日となる10月1日、店員Hに引き続き店員Yも行ってきました!
個人的に気になったアイテムをいくつかご紹介したいと思います。
まずは、サウンド・ハンターでも今年から本格的に取り扱いを開始したYAMAHAさんから、待望の新作ターンテーブルが登場です!
商品名や価格など詳細はまだ不明ですが、
名機GT-2000の系統を引き継ぐモデルのようです。
ベルトドライブになっている点や、ストレートアームになっている点など、GT-2000との違いもあります。
正式なリリースがとっても楽しみなモデルです。
こちらはピアノフィニッシュバージョン!
一流のピアノメーカーでもあるYAMAHAさんらしい仕上げです。
YAMAHAさんをお邪魔した際に調音パネルについてのセミナーを開催していたので、参加させていただきました。
一枚の板に見えますが、中は『共鳴管』とよばれるものをパネル状に並べたもので、開口部を設ける事で上下長さの違う共鳴管を作り出し、様々な周波数に対応した吸音を行っているのだそうです。
また、パネル面で反射(説明では散乱と呼んでいました。)を行い、この吸音と散乱の適度なバランスで最適な音響効果をもたらします。
パネルの有無のデモンストレーションでは、パネルの効果がとても分かりやすく変化として現れました。
40分ほどのセミナーですが、大変興味深い内容でした。
サウンド・ハンターのオリジナル音響パネルとの比較もいつかしてみたいですね。
続きましては、STELLAさんのブースから、TechDASの新型ターンテーブル『Air Force V(ファイブ)』!
昨年から構想は聞いていましたが、ついに発売が決定しました!
Air Forceシリーズの末弟に当たる本機は、Air Force IIIのエッセンスを引き継ぎつつ、キャビネットをアルミ削り出しから貼り合わせに変更したり、モーターを内蔵させることでコストカットを図ったモデルです。
音は聞けませんでしたが、ずっと楽しみにしていたモデルだったので、実機を見れて大興奮でした!
そして、個人的に大好きなブランド『EAR』を擁するYOSHINO Tradingさんのブースへ。
オープンリールデッキ…
相変わらず独自路線を突き進む素敵なメーカーさんです。
今回の目玉アイテムは『Falcon Acoustics』さんの
『The FALCON BBC LS3/5a』でしょう。
1976年に製造されたオリジナルの『LS3/5a』を限りなく忠実に再現した、完全英国製のスピーカーです。
ハイファイ指向のスピーカーが主流のいま、名機の復刻に全力をかけてます。素敵です。
EARさんで本当に一番気になっていたのは半年ほど前の雑誌(Analogだったかな?)に写真だけ紹介された新型フォノボックスですが、残念ながら実機の展示はなし…
カタログには載っていました。
834Pの後継モデルにあたるようですが、詳細はもう少しお預けのようです。続報が楽しみです!
そして、先日サウンド・ハンターでも試聴をさせてもらったLUXMANさんブースの『FOCAL』!
かなり注目度が高いようで、何度か足を運びましたがいつもお客さんでいっぱいでした!
私が座って聴けたのが最終の16時からの講演で、D-08u+C-900u+M-900u×2(BTL)で準旗艦モデルのSCALA UTOPIA III EVOを鳴らしていました。
定位のよさとゆったりと広がるサウンドステージがとても心地良かったです。締めくくりにふさわしい時間が過ごせました。
最終日は17時までとすこし慌ただしいタイムスケジュールでしたが、
要所要所でしっかりと見たり聴いたりできて、充実した1日でした!